TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 日本の梅雨とヒマラヤ
これから、梅雨となって雨の日が続きますが、日本の梅雨の遠因はインドのモンスーンとヒマラヤ山脈です。
インドの温かいモンスーンはインド洋でたっぷり水蒸気を含み、ヒマラヤ山脈を越えられず南側のビルマまた中国の揚子江上流に至ります。
一方ヒマラヤ山脈の北側には偏西風があり、二つが合流して高い湿度が日本まで流されてくるのです。
その時日本上空では、北側に涼しいオホーツク海高気圧と南の温かい太平洋高気圧が押し合い梅雨前線が発生しています。
梅雨前線に乗ったモンスーンの湿気は日本上空で雨となって降ってくるのです。
ヒマラヤがなかった頃、日本は乾いていました。
人も、草花も、動物達も、皆が喜ぶ恵みの雨を望みます!