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1948年7月20日に制定された「こどもの日」は、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」休日です。
こどものための祝日と思っていましたが、子供の成長を喜ぶとともに、母への感謝を伝える日でもありました。
「端午の節句」とも言われ、男の子の日と思われがちですが、元々は「こどもの日」は、母子の健康と豊かな生活を願う日だったようです。
古来宮中で災厄を避ける行事として行われていたものが、江戸時代、徳川幕府の将軍に男児が生まれると、幟(のぼり)を立ててお祝いするようになりました。
そうした風習は庶民にも広がり、滝を上る勇敢な鯉の姿の幟に変わって行きました。
江戸後期には、戦国武将の武者人形や兜の飾りなども飾るようになり、明治に入ると数々の五月人形が作られ、昭和に入って、5月5日が「こどもの日」と公布されました。
こいのぼりは、上から吹流し1番大きくて黒い真鯉(まごい)・2番目は赤い緋鯉(ひごい)・3番目は青い子鯉(こごい)です。
5色の吹流しは、子供の無事な成長を願って、悪いものを追い払う意味が込められているそうです。
母に感謝は忘れられがちなので、「母の日」は5月の第2日曜日に定められたのかもしれませんね?
6月の第3日曜日の「父の日」もお忘れなく!(^_-)-☆