TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ローマの休日
4月からオンエアされている創味食品のコマーシャル、「ローマの休日」ならぬ、「さんまの休日」編を面白く見ています。
パスタの本場イタリアを舞台にした名作の名シーンを上手く使っていますが、ヘップバーンの美しさと裏腹に、「ローマ人の休日」の話を聞いてしまいました。
「ローマの休日」(ローマでの休日orローマにおける休日)を英語にすると A Holiday of Rome 又は A Holiday in Rome なのですが、映画の原題は Roman Holiday 原題通りに訳すと「ローマ人の休日」となります。
ローマ人が休日に楽しんだのは、コロッセオで開催された奴隷同士を死闘させたり奴隷とライオンを闘わせたりのショウ…転じて『野蛮な見世物』という裏の意味があります。
映画のプロローグのアン王女のワルツの相手はロボットのような動きしかできないお爺さんばかりで、彼女が口臭や同じ自慢話を繰り返す雑音に耐えながら踊ってい姿は、まるでライオンと死闘をやらされている奴隷剣闘士と同じということです。
それに比べてローマ人たちの末裔たちは花屋、アイスクリーム屋、美容師と休日でなくとも楽しそうに生き生きしています。
映画のテーマはやはり奴隷解放=自由への憧れでしょうか。
「NHKの日本人のお名前」での解説です。
お話には、裏の意味があるは、ハワイアンソングも同じですね~(>_<)