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今日行われている成人式は、第二次世界大戦後の1946年に埼玉県で行われた「青年祭」が、ルーツになっていると言われています。
戦争に負けて日本国民が心に深い傷を負っているなか、これからの未来を担う若者達に、希望を持ってもらうために、当時の埼玉県の蕨(わらび)町の青年団長により企画され行われたものでした。
これがのちに全国に広まって、今日の成人式となったそうです。
日本政府が「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」という趣旨で、「成人の日」が1月15日制定されましたが、ハッピーマンデー制度により、1月の第2月曜日となりました。
また、新成人は近年「学齢方式」を採用されるようになってきて、前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人が参加対象という事です。
当時は、未婚女性の第一正装が振袖とされていましたから、「人生の門出に身を清める」
という意味合いもあり、袖を振って厄払いをするなどの清めの儀式に通じるとされ,粛々と行われてきました。
成人された皆さん、「成人式」が出来なくても、コロナに負けないで、力強く生きてほしいと心から願います!