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久しぶりでハワイの近況を長谷川潤がレポートした番組を見ました。
ハワイの鳥でハワイミツスイ類(ハワイミツスイ亜科:Drepanidinae) は「ハニークリーパー(honeycreeper)」と呼ばれ、新大陸からやってきた1祖先種から20属50種以上に分化したと言われているハワイ固有の鳥類です。
古くから入植した人々によって生息地(主に森林)が奪われ、一部の種は装飾目的で乱獲されてきました。
これによって多くの種が失われ、さらに西洋人の入植後、外来鳥類が持ち込んだ鳥マラリアなどの感染症の蔓延でさらなる種が絶滅したと言われています。
近代まで生存が確認されていた41種のうち、17種がすでに絶滅し、13種が絶滅寸前にある状態です。
わずか3種だけが比較的安定して生息していると言われています。
写真は、アパパネというハワイミツスイの仲間です。
体長は13㎝くらいで、主翼は黒、腹部は白、それ以外は赤い色で、嘴(くちばし)は黄色みがかったのと黒っぽいのがいます。
主にオヒアに咲くレファの花の蜜を吸います。
オヒアレファの減少が、アパパネにも影響して、数が減少しています。
ハワイアンソングには、イイヴィ、ネーネー、プエオ、オーオーなどの名前が出てきます。
ハワイで、出会た鳥たちは、どれもカラフルで可愛らしい印象があります。