TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 婦人服の号数
男性の服の服のサイズは S・M・L・LL の4に分類されていますが、女性の服のサイズには S・M・L の他に 7号・9号・11号 と奇数だけのサイズがあります。
それは2次大戦後、洋服の小売商人がアメリカに視察に行った時に、アメリカでのサイズ表記をそのまま日本に持ち帰った事が始まりです。
当時の日本の婦人服のサイズは大雑把に 「S・M・L」 とあり、しかも、メーカーによってもその基準はバラバラで、洋服を購入する時にサイズが合わなかったりしたため、アメリカに真似て号数を取り入れました。
アメリカでは、成人サイズは偶数、ジュニアサイズが奇数で表示されていました。
日本人はアメリカ人に比べ体が小さい為、アメリカのジュニアサイズが日本の成人女性にぴったりだったので、日本の 号サイズ は奇数になったのです。
S:7号 ・ M:9号 ・ L:11号 ・ LL :13号
日本でも偶数サイズの服を売り出したことがありますが、体型を奇数はスリム型、偶数をふっくら型としたため、売り上げにつながらず、いつの間にか淘汰されました。
9AR・9YRのように、数字の後に英字が続くサイズ表記の英字は、体型と身長を表しています。
◎体型表記
A … 標準体 (これが基準となる)
AB … Aよりヒップが4cm大きい
Y … Aよりヒップが4cm小さい
B … Aよりヒップが8cm大きい
◎身長表記
R … 158cm (標準女性)
P … 150cm (小柄な女性)
PP … 142cm (かなり小柄な女性)
T … 166cm (やや身長の大きい女性)