TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 年を重ねる
男性は心臓病や脳卒中などの生活習慣病によって比較的早期の段階で、介助が必要となったり、死亡する人が多いです。
一方、女性はもっぱら骨や筋力の衰えによる運動機能の低下により、自立度が徐々に落ちていきます。
女性は男性に比べて骨や筋力が弱いので足腰が弱らないように「筋トレ」に励むなど、虚弱化の予防を意識することが大事です。
必要以上に不安がることもありませんが、男性の7割、女性の9割のパターンを見ると、その老いの過程は日常生活の継続を極端に妨げるようなレベルではなく、多少の不自由はあっても暮らしは維持できます。
むしろそうした状況を想定しながら、困ったときにどうするか、家族や社会のサポートを駆使しながら自分らしい暮らし方を続けることが大切です。
① 長寿時代における早世を避けるためにも若年期から生活習慣の改善に取組むこと(特に男性)
② 移動能力の低下をできるだけ回避するためにも中年期以降は特に虚弱化の予防に取組
むこと(特に女性)
③ 老いの過程を受け入れながら、自分らしい暮らしの継続に取組むことを心がけ、自立期間を最大化する(低下するタイミングをできるだけ後ろにづらす)取組みをぜひ心がけましょう。
また社会においては、こうした高齢者の実態を踏まえながら、予防、サポートの両面から、人生100年時代、最期まで安心して暮らしていける環境づくりがさらに進むことを期待します。