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NHKのテレビで、もやしが安いので生産者は大変との番組がありました。
スーパーに行けば緑豆のもやしが一袋30円前後で売っています。
子供のころのもやしは黒い小さな皮が付いた豆が、記憶にありますが、今、もやしの割合は緑豆85%、大豆10%、ブラックマッペ5%とのことです。
明治以降日本では大豆もやしが一般的でしたが1965(昭和40)年ごろから中華料理の普及に従ってミャンマーやタイから輸入のブラックマッペの豆を使ったもやしが広がりました。
1972年の日中国交回復後、中国産の緑豆が輸入されるようになり1990年以降は緑豆がブラックマッペを凌駕するようになったのです。
多彩なもやしは ブロッコリー、かいわれ大根、アルファルファ、豆苗(エンドウ豆)、赤ラデッシュ、空心菜、おくら などがあります。
もやしは、種子本来の沢山の栄養素に加え、発芽や成長する過程で新たに別の栄養素が生成されるという、素晴らしい野菜です。
低カロリーで、栄養豊富しかもお安いもやしを、もっとたくさん食べましょう!
近年、もやし生産者協会から2回にわたって「緊急事態宣言」が出ています。
40年も値上げしていないので、倒産する生産者が多いのです。
もやしと生産者に興味を持ち、感謝して大切にいただきましょう!