TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 甘い緑茶
日本では自然な甘みとコクを求めて緑茶を飲みますが、世界では緑茶でも紅茶でも砂糖を加えた甘茶が主流です。
インドの紅茶は甘くて濃いチャイで、タイでは辛さと甘み、そして酸味のどれかが入っているのが当然でお茶も甘みが強いものが求められます。
海外でお茶は日頃の疲れをとる、疲労回復のために糖分を多く入れるのです。
英国では産業革命で労働者にも高級品である砂糖を味わわせ、贅沢な気分にさせました。
アメリカ独立戦争の発端となったボストン茶事件は砂糖をたっぷり入れた紅茶です。
ところで現在のアメリカでは緑茶の人気が高まっていますが、やっぱり甘い緑茶なのです。
ハワイのABCマートでもAriZonaという緑茶ドリングが売られています。
健康に良い朝鮮人参とハチミツも加えられているので、日本で普段飲む緑茶とは甘みだけでなく香りも風味もかけ離れています。
また、ニューヨークの回転ずしや和食のお店では緑茶にテーブルに備え付けてある砂糖を加えて飲むそうです。
当たり前にお砂糖が備え付けてあるということは甘くないお茶を飲む人がごくわずかなのです。