TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 国連の公用語
国連発足時の公用語は 中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語 の5カ国語でしたが、経済社会理事会ではアラビア語を加えて6カ国語に拡大されました。
国連の機関に中国の影響が大きくなっていると問題にされていますが、国連の職員となるには公用語が2か国語以上話せなければなりません。
国連分担金を多く払っているのに日本の職員が少ないのは、語学の壁が大きいようです。
中国人なら中国語のほかにもう1か国語ですが、日本人は日本語のほかに2か国語を求められるのです
また、職員の採用方法もポストごとに採用し、人員やポストに空きがなければ応募そのものができません。
さらに、国際機関が求める人材は「学歴」「関連職務の経験」「語学力」の3つを備えた即戦力です。
日本の大学の学期が春4月から始まり、9月から始まる先進諸国とずれているのもネックとなっています。
春に新人を一括採用して社内教育で人材育成している日本の制度は、国際社会と相性は良くありません。
日本が不利になる規制をかけられないように、国際社会で活躍する人材を育てるシステムを早く構築することが急務と思います。