TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 江戸川、荒川
JR京葉線で船橋から東京に向かうと、二俣新町駅通過後、まず江戸川を渡ります。
川向こうも市川市で、その先の東京ディズニーランドも千葉県、ディズニーランドと葛西水族園の間を分けるのが旧江戸川で東京都と千葉県の境となっています。
今の江戸川は東京都民を守るために、1914~1920年にかけて市川市を分断して千葉県内にできた放水路です。
とはいえ旧江戸川も元は渡良瀬川の下流で、江戸幕府が江戸の町を守るために1654年に渡良瀬川本流を銚子へ東流させた、名残りです。
次に、葛西臨海公園と新木場の間の川が荒川ですが、1911~1930年(昭和5年)にかけて、11㎢の土地を買い上げて1300戸の住民を移転させて建設された放水路です。
これによって旧荒川は流量の減少した流れ穏やかな墨田川と正式に名称変更され、東京都民の水害の危険性を減らすこととなりました。
東京を水害から守るため、河川の改修がたびたびおこなわれ、その都度住民の移転があったそうです。
住居の周辺が、昔どのような土地であったかに興味を持つのも、新しい発見があります。
私の住んでる所は、谷津遊園の跡地に建てられたもので、観覧車があったところなので、土台が補強されていて、丈夫だという話です、、、。