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無観客ですがやっとナイターの中継が始まり、久しぶりでテレビで野球を見ていました。
野球は監督もベンチ入りし、試合中には帽子をかぶっていてほかのスポーツと違うので調べてみました。
サッカーは英国のパブリックスクールが発祥で、貴族階級の子弟教育のため監督には先生がなるものでした。
監督は上流階級の公式な服装としてのスーツで、また試合中はピッチに入ってはいけないため選手と監督とを区別する意味もありました。
ラグビーも英国発祥で、監督は常に観客スタンドにいてウオーターボーイを通じて指示をだしています。
一方野球はアメリカのもので、南北戦争の際、軍人たちが広めたと言われています。
そのため服装は軍服と軍帽であり、プレー中もいつ出動命令がかかるかわからないので監督(指揮官)やコーチ(下士官)もユニフォームとキャップを着用していたのです。
戦争の際、指揮官と判別できる服装をしていると攻撃目標とされますので監督も選手と同じユニフォームなのです。
スポーツで帽子をかぶるかかぶらないかでも歴史と文化的背景がありました。
ハワイ旅行のたびに、アロハシャツと野球帽を購入し、帽子が随分たまりました。