TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ユダヤ人のお母さん
ユダヤ人はノーベル賞の受賞者も多く、勉強好きな民族と評価されています。
なぜなら、ユダヤ人のお母さんは子供が学校から帰ると必ず言葉がけをするからとのことです。
一つは今日はどんな授業があったのか?
子供はどんなことを習ったのか説明するため、授業の様子を覚えていなくてはなりません。
二つ目は、授業であなたは今日どんな質問をしたのですか?
質問をするためには、授業を理解しなければならないので、予習・復習の癖がつくというものです。
ボ~ッと授業に出席しているだけでは何も身につかないということです。
ところで、勉強という言葉ですが「勉(つとめ)強(しいる)」で、本来は気が進まないことを仕方なくする意味です。
商人が頑張って値引きをする意味の「勉強」は、学問や技芸を学ぶ意味の「勉強」よりも古く、江戸時代から使用されていました。
明治時代以降に知識を得るために努力することが美徳とされるようになったことから「勉強」は「学習」とほぼ同じ意味で使用されるようになったということです。
同じような言葉の学問ですが、易経 「文言伝」が君子は学もってこれを聚(あつ)め、問もってこれを辯(わか)ち、寛もってこれに居り、仁もってこれを行なうとあります。
「これ」とは「徳」のことで、学ぶことによって徳を身に付け、問うことによって是非を分別し、寛大な心で身を処して、思いやりで実践するということです。
問うことは大切なことなのですね!
ボーッと生きてると、チコちゃんに叱られちゃうかも・・・・・(>_<)