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母の日は、日頃の母の苦労をねぎらい、母への感謝を表す日で、日本では戦後の1949年(昭和24年)ごろからアメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになりました。
アメリカではアン・ジャービスがなき母を教会で追悼したことにさかのぼり、お母さんが好きだったカーネーションをささげました。
それが5月の第2日曜日で、日本もそれに倣っていますが、その起源は世界中で様々であり日付も異なります。
スペインでは5月第1日曜日、フランスやスウェーデンでは5月の最後の日曜日となります。
イギリスの「マザリングサンデイ」は移動祝日で、春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日とのことで3月となります。
奉公中の子供が教会で母親と面会できる、昔の日本の藪入りの日のようなものでした。
オーストラリアでは、母の日は5月の第2日曜日に祝われますが、季節が秋のためお花は菊となります。
花と言えば、イタリアではアザレア、フィンランドではミニバラを贈ります。
今年はコロナ対策で3密を避けるため、母の日ではなく5月を母の月として1か月間お祝いしようということになりました。
私が小学生2・3年のころの記憶で、母の日に学校で赤いカーネーションを胸につけてもらい、お母さんのいない児童は、白いカーネーションを付けるのでした。
「同じクラスの~ちゃんは、おかあさんがいないんだ!」と、胸が痛くなったのを覚えています。