TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > コウモリとウイルス
コウモリはウイルスが好みやすい環境に棲息して大集団を形成し、広く分布して長距離を移動し、哺乳類の多くに共通する遺伝的な特徴を持ち、ウイルス感染によるパンデミックや他の哺乳類にウイルスを感染させやすい特徴を持っていると言うことが解って来ました。
こうした生物は他にもいることに気がつきます。
そうです、私たち人間です。
あちこちの地域社会で、集団を作り密集して暮らし、長距離を短時間で移動するし、話したり歌たり、激しい運動によって呼吸が荒くなり、気がつかないうちに口から唾を飛ばしながらコミュニケーションしたり、生活しているのです。
コウモリから人間へ、人間から人間だけでなく他の生物へ、ウイルスの連鎖が広がっているのかもしれないのです。
また、地球温暖化で分布も変化し、これまで人間とあまり接触しなかった種類のコウモリが身近に現れるようになってきています。
コウモリの生活圏にいるウイルスが変異しやすく、人間に感染しやすい状況になっているということでしょう。
新型コロナウイルスもコウモリから人間に感染するようになりましたが、これからも新たなウイルスが出現し、人間社会の脅威になるかもしれないと、研究者は警告しています。
今までも沢山の病原菌・黴菌・病原ウイルスと共存してきた私達です。
新型コロナウィルスとも、共存する覚悟と、それにあった生活スタイルを模索していく努力が求められています。
免疫力・筋肉量を落とさないよう適度な運動・栄養バランスの良い食事・睡眠を心がけましょう!
マスク・手洗い・消毒そして、三密を避け、できるだけ空気の流れのある空間で生活できるよう、配慮していきましょう!