TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > アメリカで消費税が導入されないわけ
アメリカでお買い物をすると税金を払いますが日本の消費税とは異なる売上税という州税です。
今まで幾度も消費税などの間接税導入の議論がありましたが、アメリカでは「消費税・付加価値税などの間接税が必ずしも万能と評価できない」とされているからです。
アメリカ人は自立主義を持つ人が多く、そのことから新たな企業が日々立ち上げられています。
赤字の企業や立ち上げ当初の企業が消費税・付加価値税などの間接税を支払わなければならなくなると、多くの企業が潰れてしまいます。
ちなみに、日本では零細企業でも設立から3年以上経過して売り上げが1,000万円を超えると消費税を支払わないといけません。
企業が間接税を支払わなければならないのは、その企業にとっても、また経済全体にとってもマイナスとなります。
ベンチャー企業を助けることは経済の流れを良くし、それが国全体を成長させる、つまり、間接税である消費税を導入することそのものが、経済としてマイナスになると捉えられているために、アメリカでは消費税が導入されていないのです。