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日本酒の主な原料はお米であり、お酒造りに使用するお米を一般的に酒米と言います。
日本酒を醸造する際、主に麹米として使うのが酒米であり、それに適するお米を「酒造好適米」と言います。
お酒造りに使うお米には特有の品質が求められ、通常の食用米とは区別され、一般的に粒が大きいのが特徴です。
大粒で、中心部の「心白」という白い部分が大きく、たんぱく質含有量が低く、粘りよい品種になります。
大粒が好まれる理由として、精米の時に表面を大きく削る必要がある為、粒の小さな米だとすぐに砕けてしまうからです。
大吟醸などの香り高い日本酒を造るためには精米歩合が50%以下にもなります。
また普通米に比べて軟らかく、生産産地も限られているうえ、耕作に複雑な技術が必要なことから価格も高価なのです。
酒米の代表は兵庫県の「山田錦」ですが新潟県では「五百万石」、長野県の「美山錦」、岡山県の「雄町」、広島県の「八反」、北海道では「吟風」などがあります。