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琉球王国の祭事を司った巫女が聞得大君(きこえおおきみ)で、就任に際しては首里城で国王に挨拶をしたのちその日のうちに東岸の神の島と言われる久高島が見える斎場御嶽(せーふぁうたき)に移動して儀式を執り行わなければなりません。
いくら石畳があっても正装した女性の足で登ってくるのは大変だろうと感じました。
当日は久高島から持ち込んだ砂で石畳を覆い地ならしをしたそうです。
太陽信仰で東の方角が聖地(ニライカナイ)とされ、東の海に浮かぶ久高島が尊ばれたのです。
今回焼失した首里城の正殿、なぜ東に建設されているかと言うと国王が太陽を背に受けて神の使いとみなされるためとのことでした。