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お墓参りに行って木の板でつくられた卒塔婆を立てますが、本来は石でつくられるもので五輪塔は下から四角(六面体)・丸(球)・三角(四角錐または三角錐)・半丸(半球)・上の尖った丸(宝珠型)になっています。
五輪はそれぞれ色を持ち、空輪は青、火輪は赤、水輪は白、風輪は黒、地輪は黄が当てられます。
そして春夏秋冬の季節が対応し、春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒となります。
守り神も青龍、朱雀、白虎、玄武となります。
四方位や四季と五行を組み合わせると土(黄)を当てはめる所がありません。
そのため一年を5で割り、73日づつとしかつ土用を4で割って18日をそれぞれ、立春、立夏、立秋、立冬の前に付けて調整しました。
だから土用は年に4回あるのですがいつのまにか土用と言えば夏だけにしか使われなくなりました。
土用波とは夏の土用の時期に発生する大波のことですが、台風のうねりが遠くまで伝わって通常の2~3倍の高さをもつ波が千波に一波程の割合で現れることです。
土用に限定されるわけではないので、この頃は一発波(フリークウェーブ)と呼ぶようになってきました。
ハワイのサーファーが待ち焦がれる冬季のビッグウェーブは、日本近海で強い西高東低の気圧配置になって2週間強い風が吹いて発生した南に向かった波浪なのです。
日本の波がハワイでビッグウェーブになっているのです。