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最寄りの駅には、ツバメの巣が3つあります。
巣立ちまであと少しのヒナ達が、親が餌をくわえて帰ってくるのを待って、近くに気配を感じるとピーピーと鳴いて大きな口を開けてアピールします。
親鳥は、風が吹いても、雨の降る中もヒナのために餌を求めて飛んでいきます。
ふと足を止めて、その様子を見ていると、その健気さに心打たれます。
3から7個の卵を産んでも、巣立ちまでこぎつけるのは5割程度と言われています。
あと数日で、何事もなかったかのように巣は空っぽになり、ヒナは巣立ち、秋には暖かい南の国を目指して飛びたって行くのです。
献身的な子育てと、思いきりの良い巣立ちは、私達人間も見習うものがあります。
巣立ちまでの後数日を、「がんばって~」と心で言って、電車に乗りました。