TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > もうすぐ七夕
「棚機(たなばた)」とは古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事で、乙女が着物を織って神に供え秋の豊作を祈ったり人々のけがれをはらうというものでした。
ちなみに、税金の祖・庸・調の調は麻や絹の布を納める事です。
選ばれた乙女は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、川などの清い水辺に棚を作りその上の機屋(はたや)にこもって神さまのために心をこめて着物を織ります。
そのときに使われたのが「棚機」(たなばた)」という織り機です。
やがて仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになりました。
現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから来ているのです。
織姫と彦星の伝説は中国から伝わったもので、雨が降ると二人は会えないとされていますが、干ばつに苦しんでいた韓国や日本の一部の地方では逆に雨を願う行事であったのです。
ところで天の川がきれいに見えるのは銀河の中心、さそり座、射手座の方向で季節は夏から初秋、方角は南で時間帯は日没数時間となります。
ハワイでは春の日出前にも銀河の中心方向が見えますが夏のほうが鮮やかです。
特にハワイ島は星空観察の為に電灯の規制を行っているため夜空の星が輝いています。