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ウクレレの始まりの話です。
1879年夏、イギリスから4か月かけてやってきた船がホノルルに入港した時、乗っていたのは、ポルトガル領マデイラ諸島からの移民たち400人あまりでした。
その中の1人の男が、ポルトガルの小さな楽器マシェティをかき鳴らしながら、喜びの歌を歌い始めたそうです。
ハワイの人々が初めて見たこの楽器が、後にハワイで大流行したウクレレの原型といわれています。
音楽好きのポルトガルからの移民がひく小さなギターのような楽器の音色は、ハワイの人々の心をつかみ、移民の中で家具などを作る人たちが楽器の生産を始め、5本の弦の小型のギターを「タロパッチ ギター」もっと小さい4本弦の楽器を「ウクレレ」となずけ販売されるようになりました。