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西郷どんで松田翔太さんが徳川慶喜の役をしています。
慶喜は水戸徳川家から御三卿の一橋家に養子に入ったのですが、一橋家は八代将軍吉宗が自分の血筋から将軍を立てるために作った家柄で、ちなみに11代将軍家斉は一橋家出身です。
12代将軍家慶の御台所喬子女王と水戸の徳川斉昭の正室吉子女王は有栖川宮家出身の姉妹で、将軍家慶には成人した男子は病弱の家定(又吉さんがやっていました)のみ、家慶は慶喜を将軍後継候補として一橋家に入れたのです。
吉子女王が生んだ男子は長男と七男の慶喜の2名、長男の慶篤は水戸家を継いだので七男ではありますが慶喜が正室の子として一橋家に選ばれたのです。
徳川斉昭は子供が37名もおり、鳥取池田家、岡山池田家、川越、喜連川、浜田、島原などの藩主となっています。
たくさん子供がいても母親はだれかと辿っていくとなぜ養子に選ばれたかわかってきますが、男系だけの説明では大河ドラマが釈然としませんでした。