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瓶詰はフランスのナポレオンが戦地への補給品として保存、輸送に便利な貯糧品を公募して採用されました。
瓶は割れるので材質を缶に変更、扱いが楽にはなりましたが、開封する際が大変で缶の周りのはんだを熱で溶かしたり、ハンマーとたがねで力業で開けていました。
アメリカの南北戦争(1861~1865年)に際して缶詰の改良がなされ、ブリキの利用と缶切りの発明で缶詰が大量生産されるようになりました。
ハワイに行くとスパむすびなどのスパム料理が有名ですが、1937年に発売とともに米軍のレーション(戦闘食糧、ミリ飯)として採用され、ハワイは対日戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争などの補給基地となり大量のストックを抱えていました。
戦後、レーションが民間で軍の払い下げ物品として安く流通したものが食べられるようになりました。
ミリ飯も物珍しいうちはいいのでしょうが、すぐに味に飽き飽きして、しつこいと感じるようになります。
スパムメールとはスパムみたいに飽き飽きするほど一方的に大量に送られてくるメールから名づけられました。