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亜麻仁油をいただきました。
亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸には血液をサラサラにし、動脈硬化や高血圧の予防、便秘の解消、関節炎や耳鳴りにも効果があるとか。
亜麻仁油とは亜麻の種子からとれる油で黄色っぽく空気に触れると固まる乾性油で、食用のほかに油絵の具のバインダーや木製品の仕上げに用いられます。
亜麻仁油で木製品を磨かされたことがあり、亜麻色の髪ってどんな色なのか疑問に思いました。
亜麻(リネン)は古代から白い上質の布として使用され、シーツや枕カバー、パスタオルなどのホームリネン、テーブルクロスやナプキンなどのテーブルリネンとして用いられてきました。
ホテルなどのリネン室の語源です。
亜麻の糸(line)が糸一般をさすようになり、木の粉やコルクを亜麻で固めたものをリノリュウム、下着をランジェリーというのも亜麻が身近で使用されていたからです。
亜麻は暑さに弱く日本で栽培されているのは北海道だけ、世界的にはカナダが1/3を占めています。
ところで麻というのは大麻、亜麻(リネン)、芋麻(カラムシ)、マニラ麻、サイザル麻、洋麻(ケナフ)、黄麻(ジュート)などの植物を加工したものの総称です。
大麻で陶酔成分のあるのは花穂と葉で、茎には含まれませんので繊維として使用されているのです。
大麻以外の麻には陶酔成分はありません。