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サハリンのコルサコフに上陸です。
日本統治時代は大泊と呼ばれていました。
1679年松前藩が番屋を設置、その後帝政ロシアと日本の雑居地となり、1875年の千島樺太交換条約で樺太はロシア、千島は日本領と確定しました。
1905年、日露戦争の結果南樺太は日本に割譲され、二次大戦でロシアに占領されたままです。
日本はサンフランシスコ講和条約で南樺太を放棄していますが、ロシアに帰属を認めたわけではありません。
ロシアは日本と講和条約を結んでいないので、放棄した相手方ともなっていないのです。
安倍首相がプーチン大統領と平和条約を結ぼうとしている訳はこのためです。
大型船が横付けする岸壁はありませんので、テンダーボートに乗り移って上陸しましたが、いまだに使用している旧北海道拓殖銀行などの建物がありました。
日本と時差が2時間もあるのでなにか不思議な感じもします。