TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 飛行機と雷雲
関東地方に雷雲が発生し、雷が飛行機に落ちたとの事で、搭乗予定の飛行機が急遽変更になりました。
出発が1時間30分遅れ、ホノルル空港到着も1時間30分遅れ、そして空港が混んでいるとの事で、飛行機内で30分待機となりました。
そのあとハワイアン航空の窓口に行ったところ、大層な行列、セキュリティチェックが一つしかないためでした。
結局、チェックインで1時間経過、空港待合室で1時間過ごし、乗り換え時間4時間で正解でした。
日航のコナ直行便があった頃は便利だったなと感じました。
ところで、飛行機は空気中を飛行するので空気との摩擦で静電気が溜まります。
静電気を逃がすために、主翼や尾翼にはスタティク・ディスチャージャーと呼ばれる細い針金状のものが20~30本取り付けられています。
飛行機に雷が落ちると機体表面を通り、針金状の部分から抜けていきます。
中にいる人には影響はありません。
飛行機の先端のノーズ部分を良く見ると前後に筋が入っていますが、雷が落ちたときに電流が流れやすくする通り道です。
抵抗があると発熱して機器の破損に繋がります。
電子機器も絶縁されているので、ほとんど被害はないのですが、安全確認は十分に行わなければならないので、再運航までには時間がかかるのです。