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皆さんは歯磨きの際に歯ブラシを水につけて濡らしてから練歯磨を付けていますか?
歯磨き指導で濡らさないようにと言われるそうです。
今は練歯磨きが主流ですが、ごく小さい子供の頃は粉だったので歯ブラシを濡らさないと歯磨き粉が歯ブラシにつかなかったのです。
歯ブラシは、手洗いの石鹸と違って泡で歯の汚れは落ちず、歯ブラシで物理的にこすり落とすものですから、泡立ちがいいと汚れが落ちた気になりやすく、結果的に磨き残しが多くなってしまいます。
また、歯ブラシを水で濡らすと、歯磨き粉の薬効効果が薄れてしまうのです。
歯磨き粉には、ホワイトニングや歯周病予防、知覚過敏予防、口臭予防などの効果がありますが、口腔内の唾液と混ざることで薬効効果を発揮します。
歯ブラシに水を含ませると、その分だけ口のなかでの濃度が薄れてしまいます。
歯ブラシのブラシ部分は、細かな毛が束状に埋植されており、水を含みやすい構造であるため、歯磨きする時は水に濡らさなくても良いのです。
歯ブラシを濡らさない以外に歯磨きの効果を最大限に発揮する大切なポイントは、事前にブクブクうがいをして口の中をすすぐことです。
食事直後の場合は、食べかすなどを洗い流すのと、寝起きの場合は就寝中に繁殖した細菌類をある程度洗い流すためです。
朝起きたらすぐに水や白湯を飲まれる人はその前に、一度口をブクブクと漱ぎましょう。