TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > 心臓病と血液検査
健康診断などで血液検査をしますが、貧血検査(白血球数、赤血球数、ヘモグロビンなど)、肝機能検査(GOT、GPT、LDHなど)、腎機能検査(クレアチニン、BUN、eGFRなど)、脂質(総コレステロール、HDL、LDLなど)、糖尿病関連(血糖、HbA1c)などが代表的な検査項目です。
それに加えてBNPという項目があり、これは心臓から分泌されるホルモンで、心臓になんらかの問題があると上昇します。
正常値は18.5pg/ml以下ですが、心臓が弱って心不全という状態になると1000pg/ml以上にもなります。
心臓は筋肉から出来ており、血液を全身や肺に送り出す機械的なポンプとしか認識されていませんでしたが、1988年にBNPの値を測定することで心臓の機能低下の度合いが分かることが発見されました。
心臓は高血圧(心肥大)、弁膜症、心筋梗塞、不整脈など様々な原因で機能が低下します。
BNP値が500pg/mlを越えると予後が不良となります。
一度はBNP値を測ってみましょう。