TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ジャガイモの花
パリ五輪の開会式にはルイ16世の王妃マリーアントワネットが出てきました。
ルイ16世とマリーはアメリカ大陸からもたらされた、食材としてのジャガイモの普及に尽力しました。
当時の庶民は小さくて、苦味のあるジャガイモに見向きもしませんでしたが、ドイツとの戦争でドイツ側の捕虜になったフランス人のパルマンティエが食事としてジャガイモを与えられ、食材として活用できると考えたのです。
庶民の興味を引くために、ルイ16世は王宮の近くにジャガイモ畑を作り、昼間は警備を厳重にして、夜はわざと警備を緩くし、盗掘させたのです。
マリーアントワネットもジャガイモの花を髪飾りにして、ジャガイモの人気に一役買いました。
フライドポテトのことをフランス語では「ポム・フリット」といいますが、英国ではフランス人が好きなジャガイモ料理として「フレンチフライ」というのです。
ポテチを食べながらパリ五輪の中継を観て、ジャガイモの事を考えました。