TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ラッコとウニ
北海道で野生のラッコが住み着き、可愛いので観光資源ともなりますが、貝・ウニ・蟹の食害も心配されています。
一方アメリカの太平洋岸ではラッコが減少したためウニが大繁殖して、昆布の仲間であるジャイアントケルプが食べつくされ磯焼けとなり、環境破壊が進んでいます。
更に海水温度の上昇と海水の酸性化で海藻の繁殖力も落ちてきました。
アメリカではウニをほとんど食べないので漁師も漁の対象にしないのです。
また、ウニは潜水して1個1個採集するし、殻割、水洗い、箱詰めと人手がかかり、人件費が賄えません。
日本でもホタテの殻剥きの人手が集まらないと問題になっていました。