Pua Mae ‘Ole Hula Studio | 日記 | カニ味噌

カニの美味しい季節です。

カニすき、カニしゃぶ、カニ鍋など多彩ですが、かに味噌を好きな人も多いと思います。

カニ味噌は甲羅の部分にあるので脳みそのようなものとして、カニ味噌といわれますが、カニの内臓で「中腸腺」（ちゅうちょうせん）「肝膵臓」（かんすいぞう）と呼ばれる部位です。

人間でいうと肝臓やすい臓のような働きをしています。

カニやエビを含む甲殻類では、すい臓は1つの臓器として独立しておらず、肝臓の中の一部の組織としてあるのです。

毛ガニは、動物性のエサをたべます。
そのため、毛ガニからとれるカニ味噌の味は濃厚で、黄色やオレンジ色をしています。

一方、ズワイガニは雑食で、海藻などを多く食べるので、カニ味噌は緑がかった色をしています。

全ての蟹のカニ味噌が美味しいわけではなく、タラバガニは人気があるカニですが、ヤドカリの仲間で、カニ味噌は加熱しても固まらず、生臭いのです。

カニ味噌の美味しさを楽しむなら、やはり毛ガニかズワイガニがおすすめです。