TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > ピアノのペダル
ピアノの足踏みペダルの役割
■右側のペダル:ラウドペダル
このペダルを踏むとピアノの中では、ダンパーという、ピアノ弦の響きを止めている部品が弦から離れます。
弾いた弦の音だけではなく、弾いていない弦の共鳴音も加わることで広がるような豊かな響きが鳴るのです。
■左側のペダル:ソフトペダル
ラウドペダルの反対で、響きを弱める機能があります。
ピアノは、1つの音を3本の弦で鳴らしているのです(低音は2本)。
ハンマーの位置をずらして3本のところは2本、2本のところは1本と叩く弦の数が減らして音量を小さくしています。
音色も微妙に変化します。
■真ん中のペダル:ソステヌートペダル
このペダルが効くのは「踏んだ時点で鍵盤を押していた音」だけで、踏んだ後に弾いても何も変わらりません。
このペダルを踏んだ時に押していた鍵のダンパーだけが弦に降りなくなり、このペダルを踏んでいる間は、鍵から指を離しても音が止まらずに伸びる機能があります。
これは、演奏効果を狙っているというよりは、一般家庭での騒音対策につけられたもので、弦に厚めのフェルトを押し付けて、音量を下げる効果があります。