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私たちは、レントゲンなどの医療の検査や治療で受けている放射線以外にも、普段から放射線を浴びています。
宇宙からやってくる放射線(宇宙線と呼ぶ)を常に浴びていますし、特に大気が薄くなる飛行機に乗る際や、高層ビル・山の上などの方が宇宙線からの被ばく量が多くなります。
大地の土や墓石などに使われる花崗岩や建設に使われえるコンクリートや岩石のなかにも放射性物質が含まれています。
また、空気の中にあるラドンというガスも放射線を出しています。
つまり、私たちは日常的に放射線を浴びているのですが、日常生活での、自然放射線での被ばくを心配するのはあまり合理的ではないといわれています。
放射線の健康影響を考えるときは、被ばくした線量(m㏜:ミリシーベルト)が重要な指標となります。
国際的には1年間に浴びて健康に影響を与える放射線の量は、100mSv(ミリシーベルト)が目安とされています。
しかし、100mSv(ミリシーベルト)以上でも、吐き気などの症状は1000mSv(ミリシーベルト)以上の放射線を全身に短い期間で受けた場合でないと現れません。
一般住民が1000mSv(ミリシーベルト)以上の被ばくをする可能性はないと考えられます。