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スポンジシティとは、都市の地表面に水を貯めて大雨から街を守り、暑いときには土や植物から水が蒸発して涼しさを生み出す、スポンジのような機能を持つ未来の都市づくりのコンセプトのことです。
都市の雨水管理と冷却を体系的に行うことができます。
① 建物屋上の植栽:植物の保水機能と蒸発により冷却を利用する。
② 建物の壁の植栽:壁にも植物を植える。
③ 反射率の向上:建物の壁や道路などを明るい色にして太陽光を反射させて温度上昇を避ける
④ 冷却用都市湿地:池や川を取り入れる。
⑤ 洪水防止のための雨水管理:下水道以外も充実させる。
・道路や緑地を緊急水路とする。
・公園や緑地、建物や道路の雨水を緑地に浸透させる。
・建物屋根や道路、公園などに遊水・保水機能を持たせる。
スポンジというと軟弱地盤の災害に弱い都市を想像していましたが、雨を管理する強靭な都市計画でした。