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フランス・パリの東南に位置するボジョレーという地区でできた、ヌーボー(新酒)「出来立てのワイン」それが「ボジョレーヌーボ―」です。
ボジョレーで採れたからと言って、全てが「ボジョレー」を名乗れるわけではありません。
ボジョレーを名乗ることができるのは、「ガメイ種」という、ぶどう品種を使用した物だけに法律でしっかり規制されています。
解禁日があるのは、メーカーの「早出し競争」による、品質低下を防ぐために設けられました。
今年も11月の第3木曜日が無事迎えられました。
マメ知識ですが、19世紀にフランスワインは「ぶどうの3大病禍」で壊滅的打撃を受けました。
1855年のウドンコ病
1863年から19世紀後半まで続いたフィロキセラ
1878年のベト病による被害です。
ウドンコ病は硫黄
ベト病にはボルドー液を使用することによって撃退出来ましたが
フィロキセラによる被害は長期化し、最終的にアメリカ産の台木を接木することで解決することが出来ました。
スイカやメロンがかぼちゃの台木で病気に強くなるように、フランスのブドウもアメリカ産の台木を必要としたのです。
なにはともあれ 乾杯! (^^)/