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ハワイ島では、島内にある街路灯を省エネ性の高いLEDに変更ことを案を検討しています。
LEDにすることで既存の街路灯より費用を約50%削減でき、約4年で減価償却すると見積もられるためです。
ホノルルやマウイ島でも同様の計画が進められています。
日本政府も昨年11月、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、2020年度をめどに実質的に禁止し、LEDへの置き換えを促しています。
ただし、LED照明と蛍光灯を比較した場合は発光効率が均衡しているため、イニシャルコストの高さからLEDが劣勢です。
寿命はLEDの方が3倍ほど長いため、ランプ交換の手間が省略できるというメリットはあります。
家庭でのLED照明が蛍光灯よりも有利となるのは、トイレ照明です。
トイレは、点滅頻度が高く蛍光灯は1回の点滅によって寿命が約1時間ずつ短くなると言われます。
LED照明は寿命に影響しませんからその分有利です。
LED照明は直流で発光するため、家庭に来ている交流電源を整流するための装置で構造が複雑になり、異常発熱、振動、衝撃などで故障することも考えられます。
また、家庭の天井に取り付ける場合は重量増加で天井が損傷しないよう注意も必要です。