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紅茶と言えば英国で、コーヒーはフランスやアメリカで人気です。
フランスでは、コーヒーの風味を追及するため、味わいが強く出るパーコレータなどのコーヒーポットが開発されました。
一方、国土が広く人口も多いアメリカで1865年頃に大量生産でき煎りムラの起きない焙煎機が開発され、それまでは消費者それぞれが自宅で行っていた焙煎が必要なくなったのです。
また、コーヒーの鮮度を保つため真空パックなどの酸化による風味劣化を抑える工夫もなされました。
ところで、インスタントコーヒーですが1901年ニューヨーク開催された「パンアメリカン博覧会」において、日本が出展したのです。
当初は受け入れなかったのですが、二度の世界大戦でアメリカ軍が愛飲したことで戦後世界中に一気に広がりました。
1960年代になると、家庭で飲まれるコーヒーの1/3がインスタントコーヒーになりました。