Pua Mae ‘Ole Hula Studio | 日記 | 紫式部

今年の大河ドラマが始まりました。

「紫式部」は当初「藤原」の一族だったため「藤式部」と呼ばれていました。

源氏物語が知られるようになり、登場人物の「紫の上」にちなんで紫式部と言われるようになりました。

式部とは、父親の「藤原為時」が「式部丞」（しきぶのじょう） という役職だったからです。

式部とは古代律令制の八省の1つで、文官名簿の管理，朝廷の儀式，官吏登用試験・学校など教育全般をつかさどった部局です。

現代の宮内庁にも式部官が置かれ、皇室の儀式と国際親善を担当し雅楽・洋楽、鴨場接待などを受け持っています。

鴨場は，埼玉県越谷市の「埼玉鴨場」と千葉県市川市の「新浜鴨場」の2か所で2千羽を超える野鴨などの渡り鳥が越冬のため飛来しています。

長良川の鵜飼いの鵜匠も宮内庁式部職鵜匠であり，駐日外国大使夫妻等を招待し，日本の伝統文化である鵜飼漁を紹介しています。