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日本のお正月の定番お雑煮は、鎌倉時代に京都で発祥し、江戸時代になって全国に広がる中で地域色豊かな様々なお雑煮が誕生していったのでした。
地域によっては、お雑煮ではない別の汁ものが定番であるケースもあります。
北海道と沖縄県には、お正月にお雑煮を食べる文化はありませんでした。
北海道は、明治時代以降にいろいろな地域の人が移り住んだことで、様々な種類のお雑煮が食べられるようになりました。
沖縄のお正月は、豚のモツを使った「中身汁」や豚肉やこんにゃくなど具沢山の汁もの「イナムドゥチ」を食べるのが定番のようです。
北海道の函館近辺では、「鯨汁」で、塩漬けした鯨と野菜や山菜を煮込んだ汁です。
その他、青森県では「じゃっぱ汁」といってタラや鮭のアラと、大根、人参、ネギなどの野菜を一緒に煮込んだものがあります。