TOP > Pua Mae ‘Ole Hula Studio 日記 > フィリピン船籍の船
大きな海難事故がありフィリピン船籍のコンテナ船が一方の当事者です。
コンテナ船は横浜とベトナム、タイの定期航路に就航しており、日本郵船が運航しています。
船長以下船員がフィリピン人のためフィリピン船籍になっているのです。
日本船籍にすると船長、機関長は日本人にする必要があり、人材が確保できないためなのです。
日本郵船は船員確保のためフィリピンに商船大学を設立しました。
郵船は明治8年に三菱商船学校を設立しており、これがのちに東京商船大学になりました。
今では入学希望者が減少したため、東京水産大学と合併して東京海洋大学となってしまいました。
日本では一航海で2~3カ月も家に帰らない船員は人気がなくなったのです。
クルーズ船に乗ると、東南アジア各国からの船員、乗員も含め出身国が30か国にもなると聞きびっくりしました。